とらドラ! 第13話「大橋高校文化祭【後編】」

今回は大河が妙に美人さんだったなー。いつものフワフワ頭をストレートにするだけで、ずいぶん印象が変わりますね。

竜児と実乃梨が仲直りしましたよ。大河への思いを再共有することで和解を果たす、というのはお話としてキレイにまとまってるんだけど、その過程で陸郎を一方的に悪者にするのはちょっと違うと思うんだよな。

大人だって毎日試行錯誤してるんだよ。人との接し方なんて、いくつになっても分からないことばかり。不安な気持ちが無くなることもないんだよ。

勇気が出ないこともある。逃げ出すこともある。それでも、前に進もうと思ったから大河に連絡しようとしたんじゃないの?もちろん陸郎のしたことは許されることではないけれど、大河への思いだけは嘘じゃないって信じてる。だから・・・大河には、自分が一人だなんて思って欲しくない。

いい年した身としては、竜児や実乃梨よりも、むしろ陸郎の弱さに共感するところがあったかも。文化祭というモチーフや福男対決(?)の熱血展開は、どちらかと言うとドラマよりもノスタルジーを感じる部分が大きかったかな。

リアル高校生の時にこの作品を見たら、自分は何を思ったんだろう。少しだけ、そんなことを考えたりしました。