とらドラ! 第12話「大橋高校文化祭【中編】」
竜児と同じく、陸郎も自分のエゴを押し付けてるだけなんだよね。でも、俺はエゴが悪いことだとは思わない。エゴをお為ごかしでラッピングして、世界は回っているのだから。
「間違ってるとか、間違ってないとかじゃないの」
「そんなことより、大切なことってあるから」
「だから謝るとか許すとか、そういうのが必要になってくるの」
正しい行動が、常に最善の結果を生み出すわけではない。必要なのは何が正しいかじゃなくて、どうすれば大河が幸せになれるか。もし本当に大河の幸せを思っているのなら、どうして実乃梨の話を聞こうとしない?
「何にも分かってないくせに決め付けんなよ!大河の親父は、娘思いのいいオッサン・・・」
確かに竜児と大河の間にある信頼関係は強いと思う。だから「自分が一番大河を理解してる」と思い上がるのも仕方ない。竜児が少しでも早くそれに気づければいいのだけれど・・・。
- それにしても、実乃梨の豹変ぶりはすごいなあ・・・何があったんだろう。
- 北村にクレープを食べられて大変なことになってる大河がラブリーすぎる。
- 亜美、いい子だよね。
- 寸劇は寒すぎる・・・。