夢喰いメリー 第06話「夢邂逅」

夢で負った傷は精神にかかってくるのね。なるほど。

チェイサーことジョン・ドゥ、実はいい人なのか。この人が生きてるってことは、メリーさんが倒した相手は全員死んでるってワケでもないのかな?っていうか、猫ナースのラブリーさはどういうこと!初回に夢路が追いかけられていたのが、デフォルメされた猫たちじゃなくて猫ナースちゃんの群れだったら、このアニメの印象が180度変わっていたところだった・・・!

夢路を心配するメリーさんがたまらない。今回の話を見て思ったんだけど、この作品は作画がすごく演技してるなーという印象があります。メリーさんの表情の僅かな変化にすごく意味が込められてる。もしかしたらコンテやレイアウトも含めたところでの「作画」なのかも。

たとえば勇魚がメリーに「夢路、まだ起きない?」と声をかけるシーン。振り向いたメリーは無理して作ったような笑顔を見せるけど、「うん」と頷いた後には作り笑顔が崩れてしまう。こういう演技を台詞ひとつなくやってしまうのがすごい。そして、それを受けた勇魚のリアクションの間もすばらしいね・・・。

なんだろ、こういうこと言うと声オタの方には怒られそうだけど、作画の演技の上に声優さんの声が乗ってるようなイメージなんですよね。もちろん声優を否定するという意味ではなく。言葉を変えると、作画の力が声優の演技を引き出しているというような。

追記

twitterでは綾音ちゃん綾音ちゃん言ってるのに、この感想はどうなのよ・・・。アニメとして見ると、どうしてもこういう感想になっちゃうんだよなー。

目覚めた夢路にメリーさんが抱きつくシーンは巻き戻しまくって見返したんですよ?最後は目をつぶって、綾音ちゃんが俺に抱きつく想像をしながら見返したりしてた・・・みたいな話を感想にうまいこと挟むのは難しいです。