アキカン! 第06話「カン動!人とアキカンと」
うーむ、不覚にも感動してしまった。このアニメを楽しむコツは、変に冷めて見たりしないで思い切って中に入ってみることだよね。もっとも、それは他のアニメにも言えることだけど。
「ただ、愛されたいだけなのに」
愛することを知らないメロンが初めて取った愛の形、それは愛する人から離れることだった。「愛されたい」というメロンの根底にある闇は、自分は要らないアキカンだという自己嫌悪。だからこそ、要らない自分が好きな人から離れることでしか愛情を示すことができなかった。
でも、メロンが愛されてないなんて、そんなはずないよ。好きな野球場に連れて行ってもらったのも、学校に行けるようになったのも、もっと言えば空き缶からガーリッシュできたことも、全てメロンが愛されてることの証。メロンが本当に愛さなきゃいけないのは、カケルでもなじみでもない、メロン自身なんだよ。そして「愛されている自分」をちゃんと認めてあげてほしい。
空き缶から生まれた少女が、愛することと愛されることを知る、そんな始まりのエピソード。その締めくくりにふさわしい感動がありました。
- カケルちゃんはかっこよすぎだ。これは惚れるわ。
- 東風さん、本当に魔女だったのか!魔法(?)でバイクが空を飛ぶシーンは不思議な感覚だったなあ・・・。
- デカメロンは、でかいメロンのことじゃないぞ(笑)