ZOMBIE-LOAN 第02話「逝っとく?」

前回の感想は読みが浅はかだったらしい、とちょっと反省したので今回も見てみることにしました。
現状に不満はあるけど、踏み出す勇気がなくて自分を騙しているみちる。そんなみちるが生きることを前向きに選択した・・・という筋は一貫性があって分かる気がするし、居候先に三行半を突きつけるラストもそれなりに気持ちよかった。
・・・けど、どうにも彼女が生きる理由が見えないんだよなあ。それをこれから探していくって言うならゾンビとして生きることになるんだろうけど、もう人間になっちゃってるわけだし、その辺は今後掘り下げられることもないのでしょう。
全体的な段取りに破綻は見えないけど、段取りを重視するあまりみちるの内面が表に出てきてないように思えます。もちろん本編を吟味して高度な脳内補完を駆使すれば、その辺りを推察することは十分可能とも思えるのですが、そのモチベーションをいきなり期待されてもちょっと戸惑うというか、そこまでの思い入れは現時点で持ってないというか・・・。