交響詩篇 エウレカセブン 第15話「ヒューマン・ビヘイヴュア」

やっぱりOPは気持ちいいなあ。歌詞と本編のリンク、ジ・エンドの雄姿、納豆ミサイル。

それに引き換え本編のなんと後味の悪いことか。このせせこましさと後味の悪さってのがこのアニメの個性なのかなあ。

健康ブームが高じてサンチャの身を盗みに行くマシュー。この辺はギャグとして面白かったんだけどなあ。妙に冷たいエウレカとホランド。「俺は俺だ！」と大見得切ってまでレントンが選んだゲッコーステイトだけど、そこまで魅力的で居心地のいい集団には見えてこないんだよなあ。ぶっちゃけエウレカがいなきゃゲッコーステイト出てるでしょ？

「こんなのニルヴァーシュじゃない」というエウレカさん。エウレカやホランドの態度と裏腹に浮かれるレントンを見ていると、なんとなく彼が間違ったことをしているように見えてくるんだけど、今回のレントンの行動に何か問題あったかな？(少なくとも本人の中では)自己のアイデンティティーに目覚め、大切な仲間を助けに行った。結果ニルヴァーシュもその気持ちにこたえてくれて、トラパーの状態がいいこともあってホランド並みの操縦をすることができた。

うーん・・・。普通だったら一番気持ちよくなるシーンじゃないかな、と思うんだけど。なにか問題あったかな？敵を殺すことを「快感」ということが間違っているというなら、エウレカが今までニルヴァーシュに乗ってやってきたことが間違ってることになるし、今までのエウレカの戦い方そのものだよね？エウレカは何をもって「ニルヴァーシュじゃない」といったのか。どうなんでしょうねー。

ホランドの言う「後始末」とは一体なにか？

追記

なるほど。レントンの問題としては、ゆかたんが捕まったりすることがあるのかも・・・？うーん、でもさ、星のこびんチェックじゃないんだから*1、レントンがどう思おうとゲッコーステイトの一員として生きることを決めた時点でそれは免れないと思うし、どうしようもないんじゃないかなあ・・・そもそもホランドやエウレカにとってはゆかたんが捕まろうが死のうがどうでもいいはずだし。

やっぱわかんね。

*1:いや、心構えがなってないから減点！ってのはさすがにないでしょ、リアルドラマなんだし・・・