交響詩篇 エウレカセブン 第38話「デイト・オブ・バース」

いいギャグ回。・・・でも、朝7時からこんな話やっていいのか??むむ。

「お父さん」をキーワードに、レントンの父親のエピソードと、父親としてのホランドへと迫るエピソード。その中で父性というものを理解していくエウレカなのでした。

と、いいお話ではあるし、エウレカの微妙な発言に勘違いして切れるホランドには笑えたし、面白かった回ではあるんだけど、それだけにちょっと気になるところもあったり。

「父性」がテーマであるなら、レントンが初めて体験した父親像であるチャールズさんが出てこないのは不満が残るし、「自分の命と引き換えにしても子供を守る・・・それがお父さんなんだね」というエウレカですが、それは「ママ」であるエウレカとて同じことなのでは?という疑問も残るのであります。

まあ、あまり深く考えないのがいいのかな。

  • レントンが読んでた「Ponte Press」、ツッコミどころが多すぎ!「キスへの上手なアプローチ・テク」で「念力でブチュ!→修行が必要かも!」とか、なんともバカバカしくて笑える。
  • 今回、絵がいつもと違う感じがしたのは柴田淳作監だからかな?エウレカがずいぶん表情豊かになってて、演出意図と反しないか心配になるほどかわいかった。

追記

レントンエウレカが仲を深めていく結果として、必然的にセックスは避けられないと思うんですよね。それだけにドギー兄さんの指摘は間違っていないわけで。それを「最低!」と切り捨てるしかないのは少年向けアニメの限界。そこからさらに一歩進んだ話を展開できるのがエロゲーアニメなんですが・・・。そのポテンシャルを考えると、いまだにギャルゲーアニメの延長でしかないエロゲーアニメが歯がゆく思われる最近なのでした。ピーチガールなんかはかなり肉薄してたけどね・・・。