ふたりはプリキュア Max Heart 第45話「無限の闇 永遠の光」

アニメは1話だけで作るものじゃないって、分からないプリキュアスタッフじゃないと思うんだけど。無印の栄光(?)を振り返るくらいならMax Heartとしての構成を考えて欲しいところです。

ジャアクキングの命」であるところの少年。いずれジャアクキングになるべき存在とはいえ、彼自身がまだ生まれる前のニュートラルな存在である以上、倒されるべき存在と認識していいのか?とか*1、前回の「わたちたちってどこか似てるのね」という台詞から、光と闇は元々同じ・・・みたいなプリキュア哲学を見せてくれるのかなーとか、ちょっと期待していたのに、「助けてあげるから」って無理やり勧善懲悪に持っていかれてしまった・・・。

闇の戦士を倒すことが少年を救うことに繋がるの?闇の戦士を倒すってことは、ルミナスにとってのプリキュアを倒すということでしょ?自分が変わってしまうことを恐れるというならルミナスも同じなわけで、闇の力の話とはまた別の問題なんじゃ?

闇の力から世界を救うにはクイーンの力が必要で、そのためにハーティエルを集めてたんじゃないの?世界を救うにはひかりを目覚めさせないといけないわけで、世界のためにひかりを犠牲にするか、ひかりのために世界を犠牲にするかという二律背反に葛藤するプリキュア*2・・・とか、その辺もあいまいにお茶を濁されそうな。

「ずっと待ち望んでいたんだろ?・・・クイーンの復活を」
「「待ってない!!」」

にはコーヒー吹いた。えー!今までの43話は一体何のため??

*1:はいはいFateネタFateネタ

*2:はいはいFateネタFateネタ