ふたりはプリキュア Max Heart 第47話「扉を開けて!ここから始まる物語」

プリキュアもついに最終回。最終回だけあって作画が大変なことに!作画監督と言う言葉を忘れてしまったかのようです。

いよいよ最終決戦。一度バッドエンドになってから立ち直るところとか、日常の何気ない会話から自分達の守るべきものに気付くところとか、プリキュアらしくてよかったです。プリキュアにとっての世界(=虹の園)とは、自分達の何気ない日常そのもの。その姿勢は無印の頃から一貫して描かれてて、「宿題やらなきゃ」とか「アサリのみそ汁」とか、そういう何気ない日常こそがプリキュアの守るべきものなんですよね。

ラストの全員復活オチは・・・きっと見えない圧力なのでしょう。アニメの中から見えないメタな勘繰りはしたくないけど、さすがにこれはひどい

で。最終回単品としてはよかったんだけど、俺の最終回観として、最終回ってのは世界を閉じる儀式だと思ってるのね。最終回に何が起ころうと、閉じる前の世界は変わらない。ルミナスが命をかけてクイーンになる決意をしたのも、謎の悟りを開いたのも、前回までに土台ができていれば泣けたんだろうけど・・・。いくら最終回がよくても、閉じるべき世界に見るものがなければカタルシスもない。そこは残念なところでした。