ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ 第18話「おかえり、レイラパパ☆ぷりっ!」

レイラパパ帰国。

・・・と思ったら、なんか遠近感が狂いそうな人連れてきた!顔がやたらとでかくて明るいイタリアンなトマト・・・じゃなくて、トマゾ・リゾットさんが、神出鬼没のリルぷりっを新作のイメージキャラクターにするべく捜しに出かけるお話。リルぷりっの秘密を掴んでるらしいということで、正体をバラされるのではないか?と心配していたけど、純粋にレイラパパの事を思っての行動だったことが分かって一安心なのでした。

うーん、トータルで見ればやりたいことは分かるんだけど、何か全体的に軸がぼやけてるというか。3人がトマトに付いていった動機があやふやだから、ただ一緒にくっついてるだけのお話になってしまったのは残念かな。「実はいい人だった」という流れにするのなら、登場シーンでもっとミスリードを誘うようにして欲しかった。最初からいい人で、実はいい人だったと言われても困るしなー。もう少しネガティブイメージを付けておけば、トマトを邪魔するリルぷりっ的な話にもできるのに・・・。

それはそれとして、今回はこの台詞が印象に残りました。

「ダイちゃん」
「パパにほんとのこと、言っちゃいけないのかな」

正体を隠すことで誰かが不幸になってしまう。それでも正体を隠さなきゃいけないのはなぜ?という難しい問題。

現時点では、正体を隠してるのは「お約束」という以上の理由が無いわけで。この二律背反にどう落しどころを見つけていくのか、もしも本編で結論が出るのであれば見てみたいです。