れでぃ×ばと! 第07話「れでぃ×まじかる」

ピナ=スフォルムクラン=エストーさんが、マジカルディーバというアニメのコスプレ同人誌を作るお話。

フレイムハートさんが協力することになった経緯とか、みみな先輩の思いだとか、お話に文句を言いたい部分は山ほどあるんだけど、圧倒的な女の子のかわいさで押し切られちゃった感があるなあ。だってさ、ずるいんだもん!みみな先輩のあんな姿を見せられたら文句なんて言えないもん!コスプレシーンのかわいさはもちろん、部屋でディーバのビデオを見てるシーンとか・・・!これが規制される世界なら未練はない、と断言できるもん!!

追記

真面目な話。今までも薄々思っていたことではあるけど、秋晴はお話にほとんど貢献してないんだよね。それが悪いって言うつもりは全くなくて、むしろ逆に「主人公補正」という安易な願望充足に頼らず女の子自身の思いで問題に立ち向かおうとする姿勢はすごく好き。今回は「乃木坂春香の秘密」との類似性が各所で指摘されてましたが、そういう最近よくある「女の子のオタク属性を認めてあげるだけでフラグ」というオタクとして最低最悪の願望充足を否定してみせたこの作品のプライドを俺は支持したいです。

この際だから少し書いておこう。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」、キャラクターはかわいくて、お話自体はすごく面白かった。ただ、ラストで主人公が延々とオタク趣味を全肯定するシーンは正直気持ち悪かった。18歳未満の妹がエロゲーをすることまで肯定してみせたのには吐き気すら覚えたね。これは生理的な嫌悪感だから理由なんてない。ただただ気持ち悪いだけ。これを読んで「そうだよね!オタク趣味だからって卑下することなんて無いんだ!堂々とすればいいんだ!」と思える人は、ある意味幸せだと思う。その生き方を否定はしない。