ARIA The NATURAL 第16話「その ゴンドラとの別れは…」

前作のOPだー。もしかして前作のお蔵入りエピソードなのでは?とか下らない事を考えてしまいました。でもEDも変わってるし、OPが元に戻ったということなのかな?

さて今回は、灯里とゴンドラの別れのお話。・・・ゴメン、こういう話やるんだったら、灯里のゴンドラへの思い入れに対して、事前にもうちょっと感情移入させといて欲しかったかな。同じコースをなぞることで成長した灯里を描くという意図も分かりますが、そんなに練習熱心でも成長した描写があったわけでもないし、そもそも灯里は「成長するキャラクター」なのでしょうか・・・?

ゴンドラの精降臨(?)も、少しあざといというか作為的というか、そういう分かりやすい姿で見せてしまったらインターフェイスである灯里さんの立場がないじゃないですか、とか思ったり。

そんな感じで今ひとつ感情移入できなかった今回ですが、上質な作画でネオ・ヴェネツィアの美しい姿を堪能させていただきました。客観的に見ればいいお話だと思いますよ。

追記

あ、そうだ。

「これから、お客様の視界を遮る漕ぎ方をさせていただきます」

ゴンドラを漕ぐ方向にはそういう意味があったのね。確かにそうだよなー。レガッタなんかは後ろ向きだし、灯里が勘違いしたのも分かるけど。

http://www.jukusei.org/kiji/index.cgi?ident=k04041602

レガッタ(Regatta)」とはイタリア語のレガータ(regata;覇を競う争い)に由来し,ベネチアのゴンドラのレースをそう呼んだことに始まる。

ほへー。じゃあ観光用は前向き、レース用は後ろ向きなのかね。

追記2

やはり好評なのか・・・。ラブゲッCHUでもあったけど、今日初めて聞いたような思い出話に感情移入するのは、俺はちょっと無理かなあ。