こばと。 第03話「…雨の贈りもの。」

なるほど、小鳩は灯里ちゃんではなくマリンちゃんだったのね。人間を超越した存在としての純粋さではなく、まだ何も知らないが故の無垢さ。ただ人を信じることしか知らない小鳩が、心の闇の部分に触れることで成長していく。そう考えると、かなり小鳩に感情移入して見れそう・・・というか、結構感情移入してたりします。

清花さんに紹介されてたアパートの管理人・三原千歳さん。ホームレスな小鳩に対して訝しげな目を向けているのは何となくリアルかも。そりゃあ、普通おかしいって思うよなー。実は「ちょびっツ」と世界観が繋がってるらしく、娘さんがちぃそっくりなのはそういう理由によるものらしいのですが、まあ、それはまた別のお話*1

今回のゲスト・田所むつみさん。桂木に相合傘してください!とお願いする小鳩に対して、「なに余計なことしてんのよ!」という展開になっちゃうのでは・・・なんてドキドキしながら見てたのですが、無事救われたみたいでよかった。間接的な負の感情を知ったばかりの小鳩ちゃんに、直接それをぶつけるのはあまりにも酷だよ・・・。俺も「こばと。を守る会」に入りたい!と思えるほどに心配しちゃいました。

前回で小鳩に感情移入することができたから、そりゃあもう今回はたまらないですよ。傘が繋ぐ優しさの連鎖、そして人の心の闇。雨の作り出す雰囲気を生かした、間で見せる演出も感動を盛り上げてくれました。

でもさー、ギブ&テイクという観点で見ると、小鳩は貰ってる方が多いよな(笑)

追記

EDテーマが中島愛作画監督小林明美、作画にリン ミンウェイ というラインアップを見ると・・・何やら繋がりめいたものを感じずにはいられない。

*1:CLAMPスターシステムが好きだよね