地獄少女 第26話「かりぬい」

これはいい水樹奈々アニメ・・・じゃなくて、いい話でした。家族ネタには無条件で泣いてしまうので、このラストはやばかったー。

回想シーンの「俺の・・・せいじゃない」から、現在の「俺が・・・死ねばよかったんだ」までの間に、はじめちゃんの中で一体どれほどの後悔があったのか。それだけに、つぐみの「あたし、辛いなんて思ったことなかったもん!はじめちゃんといて楽しかったもん!」の台詞が胸に刺さります・・・。

結局恨みなんてものは、心のどこかで折り合いをつけていかなきゃいけないのかなとか、なんとなく色んなことを考えさせる話でした。

柴田親子には過酷な日々を。
そして、閻魔あいには幸せな記憶を。

・・・とAIRネタで締めることにします。

追記

いやー、2クールは結構長かったけど、楽しかった!このアニメほど方向性の危ういアニメも珍しい。最初は声優アニメとして見てたんだけど、段々ギャグでやってるかのような様式美の世界に引きこまれ、柴田親子という固定キャラが出てからは、一気にお話が面白くなった。最後は地獄少女サイドの掘り下げも見せてくれて、地獄少女の世界を隅々まで堪能することができました。

それほど話題には上っていない印象だけど、隠れた名作だったと思います。