ARIA The ANIMATION 第02話「その 特別な日に・・・」

エウレカセブンに続いて、ネオ・ヴェネツィアも日本語が公用語らしい。実は、未来の世界はすべて日本が支配してるのか?

さてさて。相変わらずゆるい話だなあ・・・。今回は藍華のお当番回ってことになるんだろうけど、主人公である灯里の役割を徹底的に排除する自己完結っぷりには正直驚いてしまった。ここで灯里がおせっかいを発揮して・・・という展開になるのかと思ったよ。晃さんも何の躊躇もなく迎えにきてるし、その辺のドラマを盛り上げる意図はないみたい。それがいいとも悪いとも思わないけど、珍しいなーと思って。

で、実質話はないに等しいんだけど、そうなるとやはり作画と芝居で見せる・・・ということになりそうですが、前回と変わらずネオ・ヴェネツィアの世界観はすごい。「ネオ・ヴェネツィア+女の子」で一つの世界を作っているという感じで、この世界が好きになれるかどうかがこのアニメを好きになれるかどうかにかかっているような気がします。

自分の感想としては、何もドラマの発生しない話にちょっと戸惑ったけど、ネオ・ヴェネツィアの世界観はかなり好きになったので、しばらく見つづけるつもり。

話がないとはいえ、さりげなくアイちゃんを出してきたり、1話で印象付けた「○○禁止」を早速使ってきたり、お泊りのシーンで灯里と藍華*1のベッドと床のポジションが代わっていたりと細かい演出が光ります。スカートのすそを持ち上げる絵もよかった。

しかし皆川純子、もうすこしうまければあ・・・。ドラマ自体の面白さでごまかせないだけに、かなりキツイッス。

*1:ってか、この覚えにくい名前だけはどうも。