ぷちぷり*ユーシィ 25-26話

いやー、めちゃめちゃよかった!!見る前は大して期待してなかったんだけど、今見てみるとこれはすごいわ!なんでこんないいアニメを、当時はとくに何も思わず見ていたんだろう??今回のラスト2話は、まさに感動の最終回。プラチナプリンセスに隠された過酷な宿命と、それを破ったのはやっぱりユーシィの前向きさだったわけで。

全体の話自体はベタというか、王道で全くひねりはないんだけど、計算されつくした完璧な予定調和の世界。こういうスタンダードな手法でも、いや、こういうひねりのない直球勝負だからこそ素直に人の心に響いてくる作品になったのかもしれません。これはすべてのアニメファンの人に見てほしい名作だと思います。特に少女アニメが好きな人には、心に残る作品になることは間違いないでしょう。

あーいいものをみた。3週間の間、ありがとうございました。

第25話「最後のセーヌ!プリンセスの選択」

明かされるプラチナプリンセスの残酷な運命。一話かけて、ユーシィの思いと5人の友情を再確認したうえで、最後のお別れのシーンへ。見えない壁をはさんで最後の言葉を交わすユーシィとグレンダ。感動でした・・・。

ラストに4人が消える演出。体が消えるシーンを描かずに、手をつないだシーンの次のカットではもう消えているところは思わずゾクッとしてしまいました。

滅んでしまった魔法界と、語られるバッドエンドの結末。1000年前に選ばれたプリンセスってのは、たぶんゼーレントさま本人のことなんでしょう。

で、次回へ続く!まあどうせ4人は戻ってくるんだろ?なんていう無粋なつっこっみはなしですよ!

第26話「いつか大人になる私へ」

戻ってきたユーシィ。4人の記憶を消すというのは、気持ちは分かるけど残酷なことなのかもしれないね。4人のことは忘れてしまったけど、4人への思いまでは忘れることができなかったユーシィ。そして、忘れたものを取り戻すためにとオールスター勢ぞろい。うん、実に最終回らしい。

ラストの入学式のシーンとか、柱についた傷が少し上に上がってるとことか、新しい未来を暗示させるエンディングも最高ではないでしょうか?

いやー、よかった。

それにしても、ゼーレントさまがあんな萌えキャラとは!