舞-HiME 第13話「〜たまゆらの夜〜」

今回はたまゆら祭り。玉響*1の名のごとく、決戦前の一時の平和と言ったところでしょうか。全体的にマターリと進行した今回でした。

少しずつ姉離れしようとする巧海、戸惑いつつもそれを受け入れようとする舞衣。「一番大切なもの」が弟から少しずつシフトしていく暗示でしょうか。

楯VS黎人さん。楯くん、あのまま放置するんだとばっかり思っていたが、あそこまであからさまに邪魔するとは!燃える展開だー!。そして詩帆。「子どもじゃない」の主張は前からしていたものの、なんとも。個人的には詩帆にはうまくいってほしいんだが・・・。浴衣姿をみてときめくお兄ちゃん、これはなかなかうまくいったんだけどね。ちと急ぎすぎ&タイミング悪すぎだなあ。「子どもじゃない」といったりするとこがすでに子どもっぽいわけですが、その背伸びっぷりがまた愛しいわけで。舞衣との関係の中で成長して行って欲しいものです。

「ウソツキ!!」

こええ。野川さくら、やるなあ・・・

あとは謎ですか。まずは岩境製薬。シアーズ財団だけでなく、こっちもヒメにかかわってたのね。おそらく記憶操作とかを担当してるんでしょうか。狂ったあかねちゃん、記憶操作の最中なのでしょうか・・・そしてシアーズのチャイルド。オーファンだけでなく、チャイルドとして支配もしているのか?アリッサはまがい物のヒメ、とは?エクリプス1、アルテミス。アリッサのチャイルドでしょうか。「蝕」の名を持つチャイルドと、凪くんのいう「蝕」との関係は?そもそもアンタら何を狙ったの?

・・・あ、やべえ、これじゃあらすじ紹介だ。感想は・・・。いつもながらいろんなキャラを出しつつも中心のキャラをちゃんと決めてるのでゴチャゴチャした印象がない。命やなつきをあっさり切って、舞衣と楯を中心にして話を構成する。さすが、うまいですね。楯よりもむしろ詩帆がキャラ立ってて、詩帆のかわいさが光る今回でした。他には特にこれといって特筆することもないんだけど、世界観っていうか、この空気が心地よい。そんな今回でした。

*1:オフィシャルでは「魂響」のようで