舞-HiME 第24話「コイ・ハ・タタカイ」

いやー今週もすごい。この密度、この怒涛の展開。毎週毎週こんなに続きが気になるアニメは久々だよ。

クライマックスに向けて着々と物語は進む。単にスケープゴートだと思っていたあかねちゃんだけど、まさか伏線とは・・・。今回、ついに死んではならない人まで死んでしまうことに・・・。大切な、守るべき人を本当に失ってしまった舞衣。彼女の本当の望みとは?彼女を待つ運命とは??

絶対に見たくなかった詩帆VS舞衣。視聴者が「絶対見たくない」と思ってるものほどいいネタもないわけだけど、ここまで昼メロみたいな展開を見せられるとたまりませんね。

奈緒となつき。前回、奈緒が案外最後の希望になったりするのかなーと思ったんだけど、あまりにも残酷な退場。最後の見せ場すらないのが、余計かわいそうな気持ちを助長させます。

学園シーン、みんなが指摘すると思われるエヴァとの相違点。あの史上最強の投げっぱなしアニメの有名なネタを、こういう形で昇華させたのはさすがですね。エヴァなんかも「人の気持ち」をテーマにしてたっぽいところがあるけど*1、それを少女漫画風っていうか、今風に言うと萌えという観点で、キャラの気持ちを軸にして話を構成することで昇華させてたのかなーと。確かに人の気持ちを扱うことでは、少女漫画に勝るものはないからね。「自分の気持ちが一番大事」っていうのは少女漫画的でもあるし、90年代的でもありますね。

正直柱が何本とか全く興味ありません。俺が興味あるのは人間ドラマだけでございます。ドラマが盛り上がれば、少々の物理法則や設定の矛盾は全く問題ないです。

追記

舞-HiMEを前にすると人は語りたがる。しかし自分の文章力のなさを実感するのであった(笑)

*1:単なるポーズかな、っていう気はするのですが・・・。ただメカ+美少女がやりたかっただけでしょ?美少女を出すための大義名分が欲しかっただけじゃないの?とか