ぴちぴちピッチピュア 第38話「聖夜の戦い」

今回はついに最終決戦!ということで星羅も復活、アクアレジーナさまも歌う!豪華ですねー。いやいや、実によかったっす。

話としては、ちょっと状況説明が先行しすぎたかな、という印象。ミケルが作られた存在ってのはもっと前に知っているべきで、いきなりあの心変わりはちょっと唐突過ぎるのではないか?この一話で今まで謎だった設定をすべて話そうとするので、肝心の人間ドラマがないがしろになってしまったのが残念。もう少しみかるとミケルが救われる過程を描いてほしかったなあ・・・。

みかる、最後に生まれかわってめでたしめでたしっていう構図になってるけど、結局前世のみかるは幸せにはなれなかったんだなあ。歌を聞かせるっていうだけじゃなくて、何らかの形でマメプリやリヒトさんとの触れ合いの中で幸せを感じてほしかったなあ・・・。なんかみかる萌えなので、やっぱりみかるには幸せになってほしかったのですよ。

「ミケル、わたしは一人じゃなかったわ。だって、あんなに私のことを思って歌ってくれる人たちがいるんだもの」

初めて見せたみかるの穏やかな笑顔。新谷良子がどうのとか忘れて感動してしまいました。

他のアニメで同じ話をやったら多分ケチョンケチョンに言ってると思う。でもぴっちには今まで積み重ねてきたものがある。今までずっと続けてきた話が終わること、そして無印から数えると1年9ヶ月続いてきた世界が終わること、そんな感慨もあって見入ってしまいました。これでほんとに全てが終わったんだなあ・・・。

そして来週は後日談。後日談で丸々1話使ってしまうぴっちはやはりすごい。来週はきっとすごく楽しくて、そして寂しい最終回になるのでしょうね。