化物語 第06話「するがモンキー 其ノ壹」

神原駿河のお話。神原駿河戦場ヶ原ひたぎで「ヴァルハラコンビ」らしい。銀英伝ですな。ありゃりゃ木さんがひたぎを救ったという話をどこからか聞きつけたか、そういう雰囲気を察した・・・ってところでしょうかね。

この作品について登場人物の内面を推し量ったりする気はあんまりないんだけど、母親の思い出をきっかけに、失った色々な「重さ」をひたぎが取り戻していくという流れは意外なほど真っ当な展開ですね。あと、駿河が出てきたところで真宵が隠れるってのは何となく切ないよなあ・・・。

追記

オムニバス形式で女の子と仲良くなっていく物語と思いきや、暦とひたぎの物語としての軸がしっかりと置かれてるのはいいなあ。前シリーズの真宵も、放りっぱなしじゃなくてちゃんとフォローされてるのもいい。

ただバラバラにエピソードを置いてるんじゃなくて、駿河の物語はここで始まるというのに必然性がある。今まで重ねてきたエピソードの重みが感じられますね。