狼と香辛料II 第05話「狼と希望と絶望」

ロレンスが元気になったり落ち込んだり。

戦いの目的を熱弁するロレンスはかっこいいな。ただ、商人にとって積み荷は大切な物だってのは分かるけど、ホロを積み荷に例えるのは・・・あんまり嬉しくないような気がするぞ(笑)

「異教の*1神と人とが、つがいに・・・」のところで喜びまくってるロレンスもかわいいなあ。ホロに見せてやりたい。

そしてマルクは今回もいい男。

「苦労して苦労してようやく手に入れたものなら、迷わず大事だと思えるだろう」
「だが本当に大事なものが、意外と簡単に手に入っちまうこともある」

簡単に、偶然に手に入ったものなら、無くしたとしても元に戻るだけ。何も損はしていないはずなのに、どうしてこれほど喪失感に胸が痛むのだろう。

あまりにも簡単だから、失いそうになって初めて大切さに気づく。もしかしたら、その価値に気づかず手放してしまうこともあったのかもしれない。失ってから気づくことを思えば、まだチャンスが残っているロレンスは幸せなのかもしれませんね。

*1:漢字あってるかな?