セキレイ 第04話「出雲荘奇談」

長年アニメ見てると、時計見なくても「ああ、このカットでAパート(Bパート)終了だな」というのが分かってくるものなんだけど。今回のお話は、Aパートがどこで切れるのか全然分からなくて、CM入ったときは「えーここで切れるのか!」と思ってしまいました。なるほど、これが「時間の感覚がおかしくなる」と言われる福田道生のコンテか。

っと、珍しくスタッフに思いを馳せたところで。この回を見てて思ったんだけど、アニメの楽しみ方って人それぞれで、どのレイヤーで作品を眺めるかでもずいぶん変わってくるのかなと。

  1. 「くーちゃんかわいすぎ」とか「メイドさんがカレーとか最高」とか「パンチラ」とか「美少年は国の宝」とか、本編に対する率直な感想
  2. あらあらうふふキター」的な声オタ視点。大原さやかは裏のあるお姉さんが似合うなあ。
  3. Aパートの草野の作画の細かさに思いを巡らせるとか。セブンアークスだから、どうしても「なのは」のことを考えてしまいます。
  4. 上に書いた福田道生のコンテとか、演出的な視点で見てみるとか
  5. アニプレ製作と、井上麻里奈阿澄佳奈といった元ボイハ組との関連性を想像してみるとか。鉄腕バーディーなんかもアニプレ色が強くて、制作的な観点だけでなく製作的な観点で見ても面白いですよ。

一応、上から順にレイヤーの下位→上位になってる感じ。

アニメには色々な見方があるけど、この作品は特にそれが顕著で、制作過程の色んなポイントで色々想像できるネタを持ってる気がします。改めて、アニメって集団作業なんだなあ・・・と思ったりしたのでした。