迷い猫オーバーラン! 第05話「迷い猫、泣いた」

今回の監督は福田道生。そして梅ノ森千世のお当番回ですよ!

福田道生のコンテは相変わらず切れがバツグンで、孤独な金持ち幼女を演らせたら天下一品の井口裕香も最高でした。いやー面白かった。

とは言っても・・・。この手の福田道生を堪能したいのなら「ヒャッコ」の方が純度高いし、この手の井口裕香を堪能したいのなら「シャングリ・ラ」の方が魅力的。結局のところ、救いようのない脚本がボトルネックであることを改めて浮き彫りにしてくれたという点で有用な回でした。これで安心して切れるわ。

唯一の心残りは、ようやくエンジンがかかってきたっぽい伊藤かな恵なんだけど・・・まあ、いつか他のアニメで聞けるでしょ。作品そのものの魅力ではなく、「っぽさ」で見せるような作品じゃパフォーマンスも発揮しきれないわ。

追記

脚本というよりプロットレベルでつまらないので、さすがにそろそろ「原作自体がつまらないんじゃないか?」と推測せざるを得ない感じなんだけど。5話目にしてなおテンプレートの域を出ないキャラクターを延々見せられる身にもなってくれ。原作既読の方の感想を探してみようっと。