ひぐらしのなく頃に解 第16話「祭囃し編 其の参 終わりの始まり」

全然気づいてなかったけど、OP変わってる!!確認できただけでも、鷹野さんがぼんやりしてたのがはっきりしてたり、羽入の目が赤くなってる絵があったり、ラストの「おいでおいで」の後に羽入が仲間に入るカットが隠されてたり。今までボサーっと見てたから気づかなかった・・・!特にラストのカット。一体誰を呼んでいるんだろ、視聴者かな?とか思ってたら羽入だったとは・・・。
祭囃し編は、そんな羽入が主人公のようで。皆殺し編の主人公が梨花だとすれば、ラストを締めるエピソードが羽入というのは何とも燃える構成。ダム建設の歴史を通して、おそらく羽入の回想シーン。「何もできない」といい「ごめんなさい」と謝ることしかできなかった羽入が、ようやく運命に立ち向かう覚悟を決める。
多分なんだけど、神様に近い存在になればなるほど「神の決めた運命には逆らえない」という価値観が強くなっていて、もはや「運命は変えられる」という選択肢すら思い浮かばなかったのではないでしょうか。そこに何のしがらみにも囚われない圭一がやってきて、いとも簡単に運命を変えてみせるというのはどれほどショックだったことか・・・。
きっと、今度こそ、鷹野さんの意志の力を超えてハッピーエンドを掴み取れるよね。それは、全ての因縁に決着をつけるための「終わりの始まり」。

追記

んー、皆殺し編からの輪廻だとすると、ダム建設の話まで戻るのは不自然じゃないかな、かな。今回の話は前シリーズを受けてということではなく、別世界の「何もできなかった」羽入を現在の羽入と対比的に描いてるってことだと思ったんだけど・・・。