スケッチブック 〜full color’s〜 第04話「三人だけのスケッチ大会」

このアニメは見たときのコンディションによって印象が全然違うかもしれないけど、今回はよかった!心に何かきたよ!
空ちゃん、栗原先輩、春日野先生の3人でスケッチに行くお話。これはまた絡みづらい組み合わせだな、どうするんだろう・・・とか思ってたら3人とも好き勝手行動してて笑った。フリーダムすぎだろ。
栗原先輩の見ている世界と空ちゃんの見ている世界は別のもの。それを象徴するように、同じ一日でも人によってそれぞれ違う世界があって、パラレルに進んでいくお話。雨に濡れた木の葉の下に見つけた蝶は、違う世界に生きる二人が初めて共有できた世界。そしてそれをきっかけとして、夕焼け空と虹を全員で共有するラストへと繋がる流れがすごくよかった!曇り空→雨への抑えた色使いから、夕焼け→虹の光へと移るベースカラーの変化に合わせるように、今までバラバラに動いていたキャラクターがひとつの世界を共有する話の流れがすごくマッチしてました。淡々とした演出のようでいて、これほど盛り上げてくるのはすごいなあ・・・。
涼風コンビ?のコントも、単調になりがちなお話の中でいいアクセントになっている・・・かも。というか何やってんだこの子らは。サンドイッチを食べるとパンが口の中の上あたりに張り付かない!?