ひぐらしのなく頃に解 第15話「祭囃し編 其の弐 蠢き」

高野教授の無念。自分を地獄から救ってくれた祖父のために戦う鷹野さん。梨花や羽入が何百年もの運命を繰り返しても抗う事のできない強固たる意思の力。ここまで見せられたら、悔しいが認めざるを得ないでしょう。我々は負けたのだと・・・。
鷹野さんの行動に目的があって、どうしても譲れないのは分かった。しかし、だからと言って梨花ちゃんを運命の輪の中に閉じ込めていい訳でもない。お互いが排他的にしか存在できないのだとしたら、鷹野さんより強い意思の力を持って運命に打ち勝つしかないのか・・・。
うーん、でもさー・・・。それぞれの運命って両立できないのかな。誰かを踏み台にしないと運命は切り開けないってわけでもないだろうし。「4人がバラバラに逃げる」という最初のシーンが、「幸せになるには誰かに不幸を背負わさなきゃいけない」ことを象徴しているようで、なんとも悲しい。