らぶドル〜Lovely Idol〜 第09話「解散ですか?」

これは感想サイトへの挑戦か?・・・とか思ってるのは俺だけだろうけど。

本編では明確に示されなかった、「瑞樹にあって3期生にないもの」とは何か。「気持ちを込めること」では80点、それなら今までも「うまく歌おう」という気持ちはあったはず。
あくまで俺解釈だけど、「うまく歌おう」と思った時点で歌が目的になってしまったんじゃないかと思うんです。歌が歌えただけで満足してしまったら、それは自己満足の域を出ず、人に届くものにはならない。でも瑞樹は違う。瑞樹にとって歌は母親への復讐の手段であり、3期生と自分とを繋ぐ絆だった。彼女には歌しかないから、歌うことでしか思いを伝えることはできない。でも、実際彼女の歌はいろんな人に思いを伝えてきたよね。瑞樹には明確な目的があって、歌はその手段でしかない。それは、ずっと一貫した瑞樹の生き方。

今回3期生たちが、瑞樹のらぶドル脱退騒動を通して感じた「ずっとみんなで一緒にいたい」という強い願い。そしてその願いを繋ぐ、絆としての歌。彼女達は意識していないと思うけど、それが歌によって思いを伝えるということなのでしょう。それが現時点で明確に示されなかったのはおそらく意図的で、そのことに自分自身で気づいたときに初めてデビューへの道が開かれるのではないでしょうか。

友情、努力、勝利。これこそアイドルモノのカタルシスですよ!かわいいキャラに熱いドラマ。思わず7週連続CDとか買ってしまいそうです。

  • 智弘のシャワーシーン。フェイクとかいらないから。ぶ ち 殺 す ぞ !
  • またフラグかよ。あれだけ先輩たちにフラグ立てておきながら、3期生にはフラグの片鱗もないのが笑える。
  • でも、前回落としておいて今回カッコイイ所を見せるっていう揺らし方はうまいなあ・・・。そりゃフラグも立つわ。

追記

瑞樹の母親への復讐心が、彼女の孤独と疎外感に起因するものだとしたら、らぶドル3期生の存在意義と綺麗に繋がるんだけどなあ・・・*1。母親の復讐から3期生とらぶドルを目指すことへシフトする流れも納得できるし。

・・・まあ、深読みしすぎは危険だから、その辺は後々考えていくことにします。そもそも考察するアニメじゃないし、これ。

*1:というか、その前提で今まで感想書いてきたけど、これってオフィシャルな設定じゃなくて脳内設定だった(笑)