ARIA The NATURAL 第05話「その 雨の日の素敵は…」「その 春の日にみつけたものは…」

最近一部で考察が熱いARIA。アニメを頭で考えるなっていう意見もあるかもしれないけど、ARIAを素直に楽しめない人にとっては頭のモヤモヤを整理しておくことは大事だと思うのですよ。いつまでも「灯里に感情移入できねー、なんでこんなアニメが流行ってんのか分からん」ばっかり言っててもしょうがないし・・・

で今回。久々の2部構成で、ARIAのゆるさを考えたらこれくらいの尺がちょうどいいような気がしてきました。

Aパート。狐の嫁入りって、和伊折衷のARIAらしいな。「後ろに誰かがいる恐怖」って日本独特のものらしいね。そういう意味でも、灯里に後ろを振り向かせてみたり、灯里の姿を後ろから追っかけてみたりと和風な演出が印象的なパートでした。

Bパート。・・・ってかアリシアさんまで仕事しなくなったらアリアカンパニーはどうなるんだろ。夜桜、廃線跡の駅に電車と、こっちも和風情緒あふれる演出で、「失敗や寄り道をしないと見つからないものもある」となんか最後は教育アニメっぽい締めでした。

・・・って、やっぱ退屈退屈!!理論武装したところで退屈なものは退屈だー!

追記

この話、原作では屈指の名エピソードだったそうで。それだけに原作ファンには今回の微妙な美術は少々期待はずれだったようです。雨と桜の動き、雨→晴れ、昼→夕方→夜の情景の変化とアニメーション的にがんばれるところはあったし、実際がんばってたとは思うのですが・・・