陰からマモル! 第11話「ばいばい、ゆうな」 第12話「陰からマモル!」

わー・・・。

見終わった後の、この空虚な喪失感は何だろう。自分でも気付かないうちに、このアニメを楽しみにしていたんだなあ・・・。

いよいよ最終回。マモルらしくゆるゆると終わるのかと思いきや、ラストエピソードらしい熱いドラマが待っていたのでした。出番が今ひとつ少なかったゆうなですが、最終回で一気に巻き返してきました。ゆうなかわいすぎる!!

ラブレターを書くゆうなももちろんよかったんだけど、やっぱりラブレターを渡すゆうなが最高すぎ。何度見てもいいわー。なんと言うか、勇気を振り絞って渡したっていう必死な顔がいい。あんな顔でラブレター渡されたら、落ちない男はいないよなあ・・・

しかし、そこで逃げてしまうマモルはヘタレすぎる。許せん!!そんなんだからヘンなのに付け込まれるのだ!「嬉しかったよ、ラブレター」の言葉に泣き出すゆうながかわいくて、それだけにゆうながかわいそすぎ。

マモルが立ち直ったりするのは正直どうでもよかったり。

と、なんか断片的な感想になってしまったけどそんな感じ。チャラになったとはいえ、この手のハーレム系アニメでヒロインの告白まで行ってしまうのは珍しい。「何も変わらない日常に見えるけど、実は付き合ってる」という空気がすっごくいい感じでした。

総感

脱力するようなベタなギャグが意外と癖になるという不思議なアニメ。ラムネが終わった後の心の空白を埋めてくれる、いいぽんこつでした。昔は天然系ヒロインって大嫌いだったんだけど、最近は気にならなくなってきた。これも七海先生のおかげでしょうか?

あと、最初にさんざん言ってたので遠慮してたんだけど、やっぱりゆうなは後藤邑子にやって欲しかった、という思いが消えることはありませんでした。中原麻衣もよくやってたし、よかったと思うのですが、それだけに後藤邑子がやったらどれだけすごいんだと考えると、何ともいえないもどかしさがあるのでした。後藤邑子にしなかったのは、どうしてどうしてどしてかな?って感じですよほんと。