ピーチガール 第20話「嵐の一夜」

と、とーじカッコイイ！！

さてさて。やっぱり男女の心の機微を描かせたら少女漫画に勝るものはないでしょう。とーじのストーカーっぷりはちょっと薄ら寒いものがありますが、やっぱり同じ宿に泊まっちゃったらアレが普通の男の反応だよなあとか、流されてエッチしちゃうももちゃんもそれはそれでありかなあ、とか、なかなか楽しませてくれます。

とーじのLサイン！アンタ、やっぱ変わったよ・・・。やはりさえに男を磨かれたのかな？あのままももちゃんと付き合ってたら、絶対こんないい男にはなれなかったもんね。岡安が自分より操ちゃんを優先したと思ってるももちゃんと、「安達とこうしているより大事な用なんてないよ」というとーじの対比、そして電話に出てしまった過去の自分との決別。すばらしいね。

んで、今回は岡安のヘタレっぷりがまたたまりません。自分ではももちゃんとずっといるつもりだったけど、ももちゃんはまだそれを知らないと。その辺の温度差が生み出すすれ違い。ももちゃんに電話するとことか、岡安ならもっとうまく立ち回れないのかよって思ってたけど、そういう温度差があったんだよねー。うーん、うまい。

ももちゃんの電話は、実は最後のチャンスだったわけで。そういうことって後になって気づくんだよなあ。後でいくら必死になっても、そのチャンスを逃してしまったら手遅れなんですよね。ぼろぼろになったカイリがまた切なさを誘うぜ・・・。

現実世界ではいきなり暴漢に襲われたり嵐に襲われたりなんてめったにあることじゃないけど、日常に潜む温度差とかすれ違いとか、そういう隙をちょっと突いてやれば簡単にいろんなものが壊れていくんだなあ、となんか感慨深い気持ちになったり。

追記

それにしても、コロコロと男を変えるももちゃんはどうなのか。エロゲーの世界ならなんとも思わないけど・・・。