プリティーリズム オーロラドリーム 第35話「MARsドリームライブ!」

MARs、武道館ライブ!

うーん、今まで芸人みたいなことばかりやらされてきた気がするけど、いつの間にかトップアイドルで単独武道館ライブを成功させるまでになっていたとはね。さすがに唐突感はアリアリですが、シナリオのボリュームを削ってもライブに時間を注ごうっていう構成は好きでしたよ。アイドルの説得力はシナリオじゃない、歌とダンスなんだから!

唐突といえば、コロコロ変わることで定評のあるあいらの性格が、また変わってたなー。いつの間にかダンスにメチャメチャやる気を見せるあいら。りずむやみおんが驚くってことは、やっぱり意外な変化だったわけで、それを何の説明もなく出してくるのは相変わらずだなあ。33話で仕事への傾倒を暗示させ、34話で恋心の開花と仕事がリンクし・・・というところで、今回のあいらに繋がる芽はいくらでもあるわけだし、もう少しだけ丁寧に描くだけで随分違うと思うんだけど。

いい加減疲れてきたので、少し考え方を変えてみることにした。

今回で言えばこの台詞。

「どうして・・・アイドルの仕事は、大会と両立できないって思うんですか」
「MARsは、ライブを必ず成功させて、クリスタルハイヒールカップも優勝します!」

普段のあいらなら言うことのない台詞。りずむかみおんが言いそうだし、そうしても物語の流れとしては問題なかったはず。でも、この台詞をどうしてもあいらに言って欲しかった。性格を変えてまでも。

とすると、ここ最近のあいらフィーチャーは全てここに繋がる伏線で、「MARsにあいら在り!」という強い意志を感じますね。

あいらの性格の変化にテーマあり。プリティーリズムを読み解く鍵は、あいらのキャラチェンにあったのだ!!