会長はメイド様! 第03話「美咲は何色?天然色?」

うわー、今回はメチャメチャ面白い!!見どころを挙げていったら感想書ききれないよ!

えーと、困ったので頭から思い出してみるよ。今回は「妹DAY」ってことで、いわゆる妹キャラを獲得しようと悩む美咲。「自分のキャラじゃないからできない」じゃなくて、真の「妹キャラ」とは何なのかを掘り下げることで、メイド・ラテの存在意義やスタッフの仕事についても改めて再認識するという丁寧な構成がよかったです。

もちろん萌えて終わりでもいいし、ラブコメでお茶を濁したって十分満足できた。でも、自分とは違うキャラを演じ、それを通して自分自身の魅力と向き合うことで「メイド喫茶」という設定がちゃんと生きてるんだよね。そこがいい。

もうね、はっきりいって提供バックの妹ミサちゃんを見た時点で正気を失ってたね。あれは破壊力ありすぎだろ・・・。そこから畳み掛けるように小ネタと萌えを重ねて行って、そしてキャラを作ることによって美咲の素の魅力を引き立たせるというラスト。これは素晴らしすぎる・・・!「妹」をキーワードに脇役ちゃんたちのキャラクターを別の側面から見せてくれたのもよかったなあ。オチが剣を持った美咲、というのも藤村歩ファンはニヤニヤしまくりですよね!

「だったら私、先輩の好みの女の子になりますから!」
「それじゃ・・・ダメなんだよね」

誰の色にも染まらない美咲の気高さ。だけど決して色がないわけじゃない。眩しすぎて見えないだけ。だからこそ、こんなにも惹きつけられる。気がつけば美咲を目で追ってる。その色を、この目で確かめるために・・・。


さて、ひとしきり美咲について語ったところで。今回はメイド・ラテがメインの舞台になっていることもあって、バイトメンバーのキャラが切れまくってたなー。さつきはもちろん、ほのかも遂に本領発揮って感じで超楽しかった。さつき&ほのかが・・・というか、豊崎愛生阿澄佳奈の演技がものすごいキレを見せててビックリしたよ!ふたりとも、今シーズンは別番組でヒロインじゃないか!こんなところで実力発揮してて大丈夫か・・・!いやー楽しい。そして、そんな二人に負けない藤村歩のパワーがまたすごい。

「メイド戦隊DAY」とか、その流れでそんなこと言われたら、こっちはボンジャーとしか言えないぜ・・・。店長ではありません!ちょーかんなのですっ!