会長はメイド様! 第04話「ネットアイドルAOIちゃん」

こんなにカワイイ子が(ry

というわけで、女装少年の兵藤葵ちゃん登場。OPに出てきた美少女はこの子かー。男の子でも、いや、男の子だからこそいい!!裁縫ができるというのも何かリアルだな。女性は男性と比べてウエスト位置が高いから、同じサイズでもちゃんと合わないんだよね。女装子の中には肋骨を抜く強者もいるとか・・・。まあ、そこまで行くと女装を超えてトランスジェンダーの世界になってしまうけど。

「せっかく女に生まれてきて女のためにある女の服が似合うはずのに、救いようのないセンスの無さとこだわりの無さが自分を殺しててイライラする!」

分かるわ−。努力すれば報われる素材を持ってるのに、本人は無頓着。それってある種の暴力に近いよね。美咲は化粧や服で飾り立てなくても、そのままが一番魅力的だということは分かってるんだけど、それでもズルイって思う気持ちはすごく分かるわ。よし葵ちゃん、おじさんと飲みに・・・いや、未成年か、ご飯食べに行こう。ね。(変質者っぽい)

「でも・・・自分らしくいるのが一番って、そう思ってるから」

そして今回のお話で一番感動したのがこの台詞。こういうお話では、化粧っ気のない美咲との対比という構成上、化粧や服で飾った美しさはニセモノだ・・・という話になりがち。それでも大きな流れに影響はないんだけど、誰かを引き立てるために他の誰かを貶めるようなことはしないんだよね。美咲のかわいさと葵のかわいさは正反対だけど、どっちがいいとか悪いとかじゃない。大切なのは、自分らしさと正面から向き合うということ。前回のお話とも綺麗にリンクして、ちょっと感動だったなあ。

ところで、このアニメは大きなお話が終わった後のエピローグ的にCパートみたいな話があるよね。ちょっと不思議な構成。