聖剣の刀鍛冶 第02話「悪魔契約 - Valbanill」

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さてさて今回ですが・・・。何から感想書こうかな。

ルークの精製した刀によって、悪魔となった賊のボスを倒すことができた。それに感激したセシリーたんは、ルークに自分の刀を作ってもらえるように改めてお願いするのだけど、どうやら超高額らしく薄給のセシリーたんには無理っぽい。一方、「ヴァルバニル会議」なる首脳会談が定期的に(?)行われているらしく、そこでは「ヴァルバニル」と呼ばれる存在の復活を阻止するため、聖剣の復活を目指しているらしい。ちなみに、その会議にルークも呼ばれてるっぽいけど、セシリーたんのおっぱいを見ちゃってボコボコにされたせいで出席できなかったようですね。んで、肝心の聖剣は襲われた積み荷の中には入ってなくて、アリアという若い女が聖剣と何か深い関係があるらしい。そんなアリアの警備を頼まれるセシリーなのでした。

うーん、あらすじ的にはこんなところでしょうか。色々と分かっていないこともあるけど、とにかく大きな話としては「ヴァルバニル」という魔王の復活を阻止する鍵が聖剣で、それを巡ってルークやらアリアやらセシリーたんが色々な事件に巻き込まれていくという感じになりそう。これはまた王道なファンタジーじゃないですか。

前回はキャラクターの紹介が中心になってたけど、今回は少しずつ大きな世界観についても見えてきましたね。それぞれの国が協力して聖剣の復活を目指すと。国家間の思惑とか、陰謀術数とか、そっち方面にも話を膨らませられそうな感じ。各国のボスのキャスティングがまたすごい。三番街自衛騎士団の団長・ハンニバル秋元羊介、帝国騎士団総団長・オーガスタスに大塚芳忠、列国代表・ランスロット西村知道、それからヴァルバニル会議の司会が井上喜久子ですかー。これは、かなり重厚なファンタジーも十分こなせるキャスティング。ただのキャラ萌えラノベに終わらないポテンシャルを感じさせます。

そう考えると、ヒロインのセシリーに藤村歩というのも納得できる。もちろんキャラ萌えとしても十分すぎるほどセシリーたんのかわいさを引き出してくれるけど、もしも話がシリアスなファンタジーに移行していったとしても、話を支えるだけの演技力と声の力があると思う。「釘宮理恵に似てる」なんて話をたまに聞くけど、釘宮理恵の声は軽いんだよね。それに対して、藤村歩の声は芯に重さが残る感じ。どっちがいいという話ではなく*1、年頃の女の子らしいかわいさと、重厚なファンタジーに流されない力を併せ持った声という意味ではベストマッチではないかと思うのです。

それにしても、今回もセシリーのかわいさは反則というか・・・いきなりおっぱいが見えちゃうのはどうなんだろう・・・。DVDでは隠されないで見れたりするんだろうか!くそーレイフォンの野郎*2、許さん。

  • 30分間藤村歩の声を堪能できると言うのは、思いのほか幸せなものだな。
  • 冒頭の戦闘シーン、案外普通というか。もっと派手な戦闘シーンだと思ってたのでちょっと意外だったかも。逆に言えば、それだけリアルな戦闘シーンだったとも言えるんだけどね。

追記

コミック版ではセシリーのおっぱいが見えてるらしいじゃないですか!!なんということだ!

・・・って、この感想で何回「おっぱい」言ってるんだ俺は。

*1:同じ話、前にもしたな・・・「隠の王 」の感想か(http://d.hatena.ne.jp/kkobayashi/20080929/p4)。軽いからこそ男の子役の透明感がすばらしい、という部分は大きいですよ

*2:レイフォン違う(笑)