迷い猫オーバーラン! 第03話「迷い猫、見つけた」

板垣伸はともかく、八谷賢一、平池芳正ときてこの有様では、もはや監督が悪いってレベルじゃない気がするな。まさか、原作がこの程度なのか??

希が出て行って戻ってくる。希が巧に懐いたきっかけとか、文乃の思いとか、その辺が全然分からないままに話だけが流れていくから何の感想も思い浮かばないなあ。巧が希の腕をつかんだままベラベラとご高説のたまうシーンは、「ラノベのアニメ化失敗例」のお手本にしたいくらいに見ていられなかった。

しかし、次回のサブタイに引かれてもう一話見てみよう、などと思ってる俺が一番どうしようもない。

金元寿子、何かレアキャラ化してる気がするぞ。感想はまだ書いてないけど、「リルぷりっ」のメガネっ子とか思いもよらないところに出てくるから面白いですね。

追記

この、キャラクターの内面とストーリー展開の温度差は「かなめも」に感じた苛立ちと共通する部分がありそう。さらに言えば、希の内面ではなく巧と文乃の絆を掘り下げる話であるはずなのに、演出としては希に感情移入させる形になってるんだよね。だから意味がわからないんだ。希の内面は、ここでは描かない方が話がすんなり入ってきた気がする。部外者である希の視点を通して・・・という構成はよかったのに、そういう感情移入の仕方は原作の解釈間違えてるんじゃないかなーと思うのですよ。原作自体がそうなのかもしれないけど。

それにしても。「飲みながら見て寝落ちしたら最高に気分いいだろう」という俺の期待は最悪な形で裏切られてしまった。こんなにイラついたら寝られないじゃないか。