純情ロマンチカ 第09話「情けは人の為ならず」

今回は「純情ミニマム」と題して、「エゴイスト」の弘樹くんと宇佐見の少年時代の出会いの話。
いやー、いいね!俺あんまりショタ属性ないんだけど*1、この二人はいいわー。ちっちゃい弘樹が淡い恋心を自覚するまでの甘酸っぱいエピソード。小説を読まれて泣きそうな顔をしてる宇佐見てんてーもかわいすぎ!こんなにかわいいのに、どうしてあんな大人になっちゃったの、宇佐見さん・・・。
その理由は明言されていないけど、常にうすボンヤリしている宇佐見が唯一情熱を傾けていた小説。小説が親にも見せない自分の深層世界を描いたものであるのなら、それを見せてもらえた弘樹は特別な存在。そして、小説を「面白い」と言ってもらった事で、間接的に自分自身を認めてくれたと宇佐見には感じられたのでしょう。美咲との関係をことさら小説に書きたがるのも、宇佐見にとっては書くことだけが自分の思いを表現する方法だから。
初恋を遂げることはできなかったけど、今の宇佐見がいるのは弘樹がいたからなんだよ。だから、報われない恋でも決して無駄じゃなかったと思いたい。

*1:女装少年除く