プレスコ収録のアニメ一覧

一般的な評価は分かりませんが、個人的にはかなりお気に入りのRED GARDEN。このアニメの話題の一つとして「プレスコ収録」がありますが、プレスコってそんなに珍しいのか?と思って調べてみました。

Googleで片っ端から見ていったのですが、情報源がWebなだけに昔のアニメの情報があまりないですね・・・。追加情報とかあったら教えてもらえるとうれしいです。

TVシリーズ

恋風 (2004)

今回、「プレスコ」方式での収録を望んだのは大森監督だった。

魔法少女隊アルス (2004)

本作では先に声優の芝居を録音し、それに合わせて画面作りを行う「アクター・レコーディング」(アクレコ)という制作スタイルを採用。

かみちゅ! 11話*1 (2005)

クライマックスのみこが「ごめんなさい」と祀に謝るシーンのみ声だけ先に録音するプレスコを使用したとか。

ラストのみこの「ゴメンね」のシーンは、セリフを先に録ったプレスコだって。

ギャグマンガ日和 (2005)

この作品で、なぜこの方法を採用したかのかは不明。っていうか何で!?

THE FROGMAN SHOW (2006)

なおセリフ最優先の作品のため、彼の仕事は基本的にディズニーと同じプレスコ方式(アフレコの逆。声を先に録音し、後から作画する)をとっている。

RED GARDEN (2006)

レッドガーデンはプレスコという方式で収録をしております。

OVA

親鸞聖人 (?*2 )

親鸞聖人』シリーズでは、プレスコはふんだんに使われています。制作期間の少ないテレビアニメではほとんどなされないので、それだけ手間暇かけて制作されているのが分かりますね。第1部では、親鸞聖人と法然上人とのやりとりのシーンなど。第6部完結編などは、プレスコのオンパレードです。みなさん、分かりました?

ヨコハマ買出し紀行*3 (2002)

今回は、声優さん同士の掛け合いを非常に大事するプレスコ(声に合わせて絵を入れる)で行われた。

カレイドスター ぐっどだよ!ぐぅーっど! (2006)

アフレコは去年の1月にやってます。プレスコといって初めに芝居をやってもらってそれに画を付けるんですけど、芝居と合わないアクションとか色々出てきてしまいまして…

Pinky:st. (2006)

プレスコを取り入れたのは、台湾のSOFA社にお願いした「3Dパート」の部分。この音声データを参考にすれば、日本語が分からない台湾のクリエーターでも、口の動きを上手に作ったり、感情をうまく表現できる、という訳です!(正式な声入れは、後にある「アフレコ」で行ったのですが、この仮の「プレスコ」というスタイルにはそんな重要な意味があったのです。)

映画

千夜一夜物語 (1969)

── 『千夜一夜』に関しては、完全にアフレコで録られた?
山本 プレスコです(※編注:先に役者が声を吹き込み、それに合わせて作画をするシステム)。

AKIRA (1988)

1988年に公開された『AKIRA』は、大友監督ならではの斬新なアプローチに満ちているが、「プレスコ」の採用もその一つ。日本では極めて珍しい録音方法だが、世界のアニメーションにおいては決して特殊な技法ではない。大友監督はアニメーション全般に造詣が深く、プレスコそのものはごく自然な発想だったのだろう。

おもひでぽろぽろ (1991)

ジブリ作品の中でも、高畑勲監督作品「おもひでぽろぽろ」の現代編は、プレスコで作られています。

平成狸合戦ぽんぽこ (1994)

超豪華キャストの素晴らしさとプレスコ技術にも裏打ちされて、実に完成された納得のいくキャラクター達だった。

耳をすませば (1995)

前半のクライマックス、聖司のヴァイオリン演奏で雫が「カントリー・ロード」を歌うシーンでは、楽器演奏にこれまでのアニメーションにはない、かなり正確な作画が行われています。まずがっきを実際に演奏して貰い、それをビデオに収め、その映像を見ながら収録した音に合わせて絵を描いてゆく複雑な作業(プレスコ)が行われました。

ホーホケキョ となりの山田くん (1999)

絵の出来ている部分はアフレコ気味に、出来ていない部分はプレスコとして録音される。

追記

突っ込みが来そうなハルヒ12話のライブシーン。ライブシーンもプレスコって言えばそうだけど、そっちはプレスコで当たり前という気もするので(まずCD音源ありきなネタだし・・・というかそれを入れるとメチャメチャ対象が増えそう・・・)、ライブシーンは基本的に除外の方向にしたいかな。

追記2(07/11/11)

こんなページが。
プレスコ - Wikipedia

*1:TV未放映なので厳密にはOVA扱いでしょうか?

*2:'90年代だと思うのですが・・・

*3:望月智充監督版