暇なので

というほど暇でもないんだけど、気になったので昨日の男女脳診断の続き。過去1ヶ月の統計
http://www.chaoo.net/sindan/graph.asp
を数えてみました。・・・が、実際の数値ではなくマス目の数を数えてるだけなので本来の結果ではないと思います。あと、サンプル数が多すぎるのでそもそも検定をする意味がない、という気もします・・・。

> x <- seq(-100, 100, by=5)
> m0 <- c(1,1,1,1,1,1,1,2,3,4,6,9,13,17,21,25,27,30,29,29,26,21,17,14,10,7,4,3,3,2,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1)
> f0 <- c(1,0,0,1,0,1,1,1,1,1,1,2,3,4,5,8,11,14,19,24,28,29,30,29,27,22,17,14,9,6,4,3,2,1,1,1,1,1,1,1,1)
> m <- rep(x, m0)
> f <- rep(x, f0)
> t.test(m, f, var.equal=TRUE)

        Two Sample t-test

data:  m and f 
t = -8.819, df = 664, p-value < 2.2e-16
alternative hypothesis: true difference in means is not equal to 0 
95 percent confidence interval:
 -22.89907 -14.55907 
sample estimates:
 mean of x  mean of y 
-10.308824   8.420245

ものすごい勢いで棄却されています。少なくとも統計学的には「男女の脳に違いは無い」ということはまずありえない、といえそうです。

ちなみにどこを見るかというと、「p-value」に注目です。これは「男女の脳に違いは無い」と仮定したときに今回のデータが得られる確率で、これが2.2\times10^{-16}となってます。

ほんとは正規性の検定とか等分散の検定とかするんだろうけど、興味のある人はツッコミいれてくださいな。

忘れてた。知ってる人には言うまでもありませんが、上のプログラムはRで書いてます。こんなお手軽にt検定ができるのはすごいよなあ。
http://www.r-project.org/