創聖のアクエリオン 第18話「魂のコスプレイヤー」

やっぱり河森正治は天才・・・というか、河森さん、何考えて生きてるんだ!!

コスプレとは表面をなぞるのではなく、対象の本質を捉えることか。コスプレってのは俺の管轄外なんだけど、ちょっとそっちに詳しい人の意見を聞いてみたいなーと思った回でした・・・って、らぶげと同じ感想を思い浮かべる時点でこのアニメの異常さが際立っているわけですが。

アクエリオンの感想を見ると、必ずといっていいほどアルジュナアルジュナアルジュナアルジュナ言われてるけど、俺としては「恋の黄金律作戦」以降どんどん壊れていったエスカフローネが思い出されてなりません。大好きなんです、エスカフローネ赤根和樹のおかげなのか、アクエリオン的なバカ展開を見せつつもロボットアニメとしてのカタルシスも残してくれた奇跡の名作だったよね・・・。

萌えアニメの定番中の定番である、人格交代ネタ。もはや手垢で中身が見えなくなるほど使い古されたネタなのに、河森正治の手にかかるととたんに前衛的過ぎるほど前衛的、アバンギャルドな演出に変わってしまうのがものすごい。というか、そもそもこのネタをロボットアニメに持ってくること自体が前衛過ぎなんですが。

もはやこのアニメは俺がどうこう言えるレベルを遥かに超越している。これ以上河森さんが壊れないようにちゃんと制御してくださいね、スタッフの方々・・・

  • OP変更か。菅野よう子さんも天才と呼ぶにふさわしい才能の持ち主だよなあ。
  • クロエさん、ピエールが好きなのか。じゃあパンツ見せたのもわざとなのね?そうなのね?

追記

エスカといえば、
http://members.jcom.home.ne.jp/0361386911/esca.htm
脚本担当の山口亮太氏のサイト。当時の裏話とか、河森さんの異端の感性の片鱗が伺えて面白いです。