グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜 第12話「旅で身につけたもの」

今地上波で再放送やってるね。感想サイト見ても概ねご好評の様子でうれしい限り。CMでおっぱいリロードおっぱいリロード言ってるけど、視聴当時はそんな便利な言葉なかったんだよなー。今から見る人たちはある意味幸せかも。

さてさて今回はようやく最終回ですが、すごい面白かった!全てが平均点なこのアニメだけど、けれん味あふれる戦闘だけは頭一つ抜けてるんだよね。平均レベルを押さえといて、一つ売りを作る。ほんとアニメ作りのお手本みたいなアニメだよ。

で、今回はけれん味あふれる演出の中でも最高峰の、おっぱいリロードを持ってきたぞ!最後の最後までとっておくのがまたすごい。二人でおっぱいリロード、カッコイイんだかバカなんだかもうわからないけど、とにかく面白かっこいい。自分の武器をちゃんと分かってて使いこなしてる。プロの技を見せていただきましたよ。

おっぱいリロードだけでなく、バカ演出も最終回らしくパワーアップ。

「えっと、それは・・・。天子様にしては、胸が大きすぎます!」

そこで天子様を萌えキャラにしますか!実は天子様、おっぱいリロードにあこがれてたんじゃないか?影武者二人が使えるってのは明らかに天子様の意思だろ。


「どうせわたしは微乳だもん」
とか言ったらもう萌え死ぬね。

脱がしたら勝ち、っていうバカバカしさもこのアニメらしくて悪くない。で、ラストはやっぱり旅は続くと。さわやかに締めてくれました。もう大満足。まさに大団円ですね。何もいうことはないよ。

ただ、無粋を承知で唯一難点を言わせてもらえれば、笑顔戦法が全く説得力がないし話にも無理やり絡めてるって感じが厳しかったかなあ。それだったらいっそのこと、銃を持つと人格が変わるくらいにしたほうがすっきりしたんじゃないかな?しかし、そんなことをしたらこのアニメの微妙なバランス感覚が崩れてしまうかもしれない、やはり余計なことは言わないでおこう。

ということで、毎回手堅い作りで、それでいてサービスも忘れず。体操でいうと、8点取る構成で確実に8点取った感じ。このスタッフが失敗を気にせず10点取る構成でアニメ作ったらどうなるんだろ、そんな贅沢な期待をしてしまえるアニメでした。


俺「ところで琉朱菜さん」
琉「はい?」
俺「笑顔戦法って・・・不意打ち?」
琉「・・・」
俺「・・・・・・」
琉「・・・そんなことより、ご一緒しませんか?」
俺「・・・はい(;´Д`)」