フタコイ オルタナティブ 第04話「ニコパク ラプソディ」

桜月姉妹登場。とはいえ、もはや桜月姉妹でもなんでもないわけですが。オリジナル双恋で一番キャラが立ってた桜月姉妹だっただけに、別人ぶりが目に付きますね。確かに双恋ファンからは叩かれるんだろうなあ、っていうのが今回初めて理解できました。

まあ、このアニメの問題点は、原作と違うキャラ設定とかそういうんじゃなくて、純粋にアニメとして面白くないってことだとおもうけど。こういうノスタルジックな活劇をオムニバス形式で毎回やっていこうっていうことなんだろうけど、正直中身も何もない話を見つづけるのはかなり眠い。ドラマではない、アニメーションとしての魅力を求めようとしても、1話ほどのアクションがあるわけでもなく。作画は丁寧だと思うんだけどねー・・・。これは好みの問題なのかな。少なくとも俺には1話ほどの輝きはなくなりつつあります。

面白くない線をわざと狙ってるのかもしれないけど、どうなのかね?こういうのって同人アニメ作家とか業界受けはよさそうだけど、俺みたいな普通のアニオタにはちょっと理解できないんじゃないかなあ。意欲は買いますが・・・。

追記

不況を買うのを覚悟で。作画がいいとか美術がいいとかっていうのは、本来のアニメーションの楽しみではないと思うんだよね。きれいな絵が見たいなら原画集でも買えばいいじゃん。昔でいうところの金田パースとか板野サーカスとか、そういうけれん味あふれる作画こそアニメーションの楽しみだと思うのですよ(それだけがアニメじゃないとは思うけど)。アクションと雰囲気が見たいなら、映画でも見てればいいわけですよ。そういう意味で「アニメとして」面白くないということです。