スフィア → A応P → スフィアの話

ライブレポートと思いきや単なる日記である。

こないだまでアメリカに出張に行っていたのだけど、そもそも出張の話が出たのは5月だったらしい。

まぁ出張自体は特に珍しい話でも無くなったのだけど、問題は自分自身がここ最近でずいぶん大きく変わってしまったことなのだった。

まず考えたのが、え、マジで、イベントと被ったりしないだろうな・・・?という時点で俺は昔の俺ではなくなってしまっていた。

で、悪い予感というのは当たるもので、このまま話が進むとどうやらスフィア全国ツアー幕張公演に行けなくなるらしい。

というか、11月のライブの抽選を3月くらいにやられても、半年以上先の予定など分からんよ!って感じだよなあ。それだけスフィアが人気グループってことなんだろうけど。

で、色々と調整をしつつ、何とか休暇を含めてライブ直前に帰れるように予定を決めたのでした。

ミュージックレインモバイル先行はチケットが配送のみだったから、ローチケに電話で相談してみると営業所留めにすることもできるらしい。ふつうに再配送にしたかったのだけど、公演1ヶ月前に配送だと下手したら保管期限を過ぎて発送元に送り返されてしまうかもしれない。そしたらまた色々と面倒そうだよなあ・・・と考えると、営業所留めというのは好きな時間に確実に受け取れるベストな方法だと思う。

そして出張中は、スフィアの最新アルバムの曲を聞きつつA応Pちゃんに会いたいよお・・・と思いつつ過ごしていたのだった。たぶん今後「4 colors for you」を聞くたびに出張中のことを思い出すんだろうなあ・・・。

何だかんだで久しぶりのアメリカは、インターネット環境がずいぶん改善されているようで、大抵のホテルでWifiが使えるし、自宅のレコーダーと接続してストリーミング再生も(画質はさすがに微妙だけど)概ね問題なく動作している。おかげでアニメの視聴が致命的に遅れることは無かったのだけど・・・。今までの自分ならもうアニメが見られるなら世界のどこに行っても問題ないって思っていたのだけど・・・。イベントに行けないのって結構つらいものなんだなあ。知らなかった。

TLでイベントに行った話がされているのを指をくわえて眺めつつ、俺、この出張が終わったらスフィアのライブ行くんだ・・・というのを支えに何とか仕事を終わらせたのだった。

まあ、唯一海外にいてよかったってなったのは、声優さんの結婚をどこか向こうの出来事として眺めることによって精神的崩壊を避ける事ができたというくらいか。ブログ読んで、その後ラジオ聞いて、会社でブログのコメントの下書きしてるときに、ちょっと泣いたかなあ、そういえば・・・。

スフィア幕張1日目

この日はミュージックレインモバイル先行で当てたチケットではないので大した席じゃなかろう、と元々思っており、実際その通りだったのでリハビリのつもりで参加した。

2階スタンド席真ん中くらいの列で、近くはないけど双眼鏡が必要なほどではないし、なにより通路の隣で視界がすごくよかった。オタクの頭で視界が遮られないというのは自分の中でかなり重要なポイントだったので嬉しい。

内容は・・・正直あまり覚えてない。時差ボケもあって帰ったらフラフラで寝てしまったし。とにかく待ちに待ったライブで、楽しくて、圧倒的幸福感を味わったことだけは覚えている。途中から棒を振ることすら煩わしくなって10分位棒立ちだったこともあったっけ。

うーん、衣装かわいいなーとか、最新アルバムの曲多いなーとか、さすがツアーファイナルだけあって最新アルバム曲もコール固まってる感じなんだな−とか、NEVER ENDING PARTY!!!!はメンバー名コールしていい曲なんだ、やったぁ!とか、ライブの雰囲気に浸りながら現場に体をなじませる作業をしていたのだった。

位置的に豊崎愛生ちゃんが一番近くて、そのせいか愛生ちゃんをよく見ていたのだけど、この子は観客全員と目を合わせようとしてるんじゃないか?ってくらいしっかり客席を見てて、まあ、嬉しいよねえ。あきちゃんが俺のこと見てる!!みたいな。指差しの振り付けが結構多かった気がするし、指差しが合うとメチャメチャ嬉しい。俺って指差し大好きおじさんだったんだなあ。

A応P単独

知らない間に自分のTLでA応P好きが増えてきたのに驚きつつ、久しぶりのA応P。やっと青春セッションPARADISEでえーおーぴー!できる!って期待をしつつ現場に行くと知ってる方が2人もいてビックリした。最近はもういつ見つかってもおかしくない、でかいアニタイでもあれば絶対ブレイクしちゃうよなあ。と正直思っているが、信者フィルターなのかもしれない。でもねえ・・・。一回見たら好きになっちゃうもんね・・・。しかたないね・・・。

イベントは前回のAKIBAカルチャーズ劇場と同じ企画で、前シーズンのアニメをマトリックスにまとめるやつ。それぞれの担当アニメにも個性が出てて楽しい。特に今回は桜奈さんいるので乙女系アニメの網羅率が上がってバランスがよかった。そう考えると、このA応Pというグループの不思議なバランス感覚は面白いよなあ。

ライブパートはアニソン多めだったかな。「未来へつなげ」と「SMILE ON YOU」やらなかったのは残念かなー。オリジナル曲だいすきなので。アニソンカバーも好きだけどね。んー。まあ、この話は何回かした気がするのでいいや。オリジナル曲ふえるといいなー。

青春セッションPARADISEでえーおーぴー!できたのはすごく嬉しかった。しかし、えーおーぴーするぞ!ということばっかり考えていたのでえーおーぴーポーズを忘れていた。次こそは完璧なえーおーぴーを。

この日はとにかく、久しぶりに会った広瀬ゆうきちゃんに久しぶりに会えてよかったという気持ちを伝えよう、ということばっかり考えていた気がする。でも自分から「久しぶり」みたいなことは言わないでおこう・・・2ヶ月も会わなきゃ忘れちゃうだろうし・・・もちろん「久しぶり」って言ったら相応のリアクションを返してくれるのだろうけど・・・忘れられていたとしてもまたイベントに通い直せばよいじゃないか・・・などと酷いチキンぶりでご対面したのだけど、第一声が「あーお久しぶりですー」だったのでもう僕はその一言だけでもう。という感じになるよね。今思えば言いたいこと色々あったはずなんだけどね。その後はとにかく久しぶりに会えて嬉しかったという話をしていた気がする。今思い返してみればオタクちょろいにも程がある、という気がしないでもない・・・。

あと冷静になった今になって反省しているのだけど、他の子との会話が適当すぎたかもしれない。や、推し以外はどうでもいいって思ってるわけじゃないし、A応Pはみんな大好きなのだけど、今回はちょっと思いが先走りすぎたな。でもしょうがないよね。あなただけーがーキャパシティー

スフィア幕張2日目

A応Pが最高すぎて、もうこのまま家に帰ろうか・・・くらいの気持ちだったけど、いやいやスフィアも楽しみにしていたじゃないかということで再び幕張に。

この日はかなり良い席で、前から10列目くらいかな?ステージが高いせいか、10列目でもほぼ視界を遮ることなくスフィアちゃんが見えてすごくよかった。スタンド席とは客席の雰囲気も違ってたなー。さすがアリーナ前方、オタクの気合の入り方が違う。ライブに2日参加できるなら、1日はアリーナ、もう1日はスタンドから見たいなーと日頃から思っていたのでベストな席配置だったな。同じライブでも結構見える景色が違ってくるんだよねえ。

「synchronicity」では「だーいすきだ!」と絶叫して、「微かな密かな確かなミライ」では「とめーられーなーいー!」と絶叫して、「GENESIS ARIA」では「じぇーねしすあーりあー!」と絶叫して・・・って、このアルバム、オタクが叫ぶコール多いな。微かな密かな確かなミライ、777自体はあまり熱心に見てなかったせいか当時は曲も大して思い入れてなかったけど、アルバムを何回か聞き返すうちに好きになったのだった。「君に向かう衝動を全部スピードにして」ってフレーズ、いいよね。意味は分からんけど。

「Ding! Dong! Ding! Dong!」って前山田健一作詞作曲なのか。ヒャダインさんは嫌いだけど、悔しいけど、この曲はすごく大好きだ・・・。

アンコールで聞かせてくれた、Future Streamのアカペラバージョンもすごくよかった。そしてダブアンのEternal Toursなあ・・・。1日目には無かったんだよなあ。

アンコールと言えば、アンコール後の挨拶で、豊崎愛生ちゃんが「来てくれて本当にありがとう」と言って頭を下げたとき、何か知らんけど泣いてしまったっけ。なんだろうなーってしばらく考えてて、俺の苦労が報われた!声優さんに努力が認められた!っていうことで感動したのかなあって最初は素直に解釈しようとしたのだけど、多分そうじゃないなって。その時にまず思ったのは、「なんでこの子は頭なんて下げてんだ?」ってとにかく不思議だった。

そりゃ冷静に考えたら自分のライブに客が来てくれてありがとうって当たり前の感情なのだろうけど、当時はそういう感覚は全くなくて、いろいろ頑張って今日ライブを見ることができた、嬉しい!!としか思ってなかったから、何でお礼言われてんのか全くピンと来ていなかったんだよなあ。

だからこれは多分、自分がすごく嬉しいって思っているのと同じように、愛生ちゃんも嬉しいって思ってくれていたんだなあ・・・っていう、何というか、気持ちが通じたような感覚があったのかもしれない。まあ今でもうまく言語化できない。そういう気持ち。

・・・と、ここまで書いてみるとよく分かるのだけど、俺ってこんなに豊崎愛生ちゃんのこと好きだっけ?ってなった。ライブだと何故か愛生ちゃんのことばかり見てしまうんだよなあ。ふしぎ。