HKT48 トンコツ魔法少女学院 #1
新番組。
まずメンバーはこちらの15名（キャスト紹介順）。
内容としては現時点では何とも言えないけど、おそらく毎回ゲストを呼んで、そのゲストに関するトークやらネタやらをしていこうという感じの番組主旨らしい。初回はダチョウ倶楽部ということで、さすが太田プロの繋がりというか上手いところを持ってきてくれたなーという感じ。で、「何を聞いても怒られない」という魔法がかかっているという体で色々聞いてしまおうという主旨のコーナー。
そう考えると、企画段階ではかなり考えられてたんだなーという印象はすごくある。本物のダチョウ倶楽部を持ってくるところとか、魔法がかかってるという設定で自由な発言を期待したりとか、初回のスタメンも含めてスタッフがすごく考えてくれていた企画だというのが伝わってくる。それを生かすも殺すもメンバー次第というのは若干残酷ではあるのだけど、逆に考えれば彼女たちの裁量に任せるという判断でもあるわけで。
以下時系列でバラバラと感想を。
- 最初の質問コーナーで明太子をぶっこんでくる村重のメンタルすごい。受けないのが分かってても継続することが大事だし、そのグイグイ行く姿勢はすごくいいと思う。
- で、次に智代梨が続いたのもよかったなー。よく分からん新ネタじゃなくて定番の鉄板ネタをやれば良かったのに、とは思ったけど。続こうとしたチャレンジ精神はすごいと思うし嬉しいですね。
- らぶたん、他のメンバーが萎縮してぶっこんだ質問をできない中でちゃんと役割を果たそうとしてるのがよかった。さっしーのポジション的にはどうしても監督役になりがちなので、メンバー内からこうして行ってくれる子がいるとすごくいい。それにしても、HKT以前のらぶたんはよく知らないんだけど、本当にこの子は人気が低迷していたの？
- 熱湯温泉ネタ。村重、智代梨と来てさくらをチョイスするさっしーの（スタッフなのかもしれないけど）判断がすごい。この企画、さくらがいなかったらどうなってたか・・・と考えると、さくらの頭の回転の速さと対応力がモノを言ったよなあ。芽瑠でも美桜でもはるっぴでもなく、ここではさくらだ、という判断が場の空気で行われたのならば、個人的にはあまり認めたくないさっしーのプロデュース力に関しても称賛しなければいけない。
- 最後にさっしーが風呂に入ったところも、メンバーを巻き込もうとしたのはさすがと言うしかない。そこで他の皆も入って・・・という感じになったのはよかったですね。
- 反省会、ガチ反省でびっくりした。そうだね、はるっぴはシナリオ以外の部分であまり前に出れなかったね。でもなー、だからと言ってガンガン前に出る状況でもなかったしなー。
- 真理佳が意外と大人しかったけど、さすがに智代梨と村重が出ている状況で、冠番組の初回で、先輩を押しのけて前に出ることはできなかったか。まあそうだよなあ・・・。
- スキップ選抜から南央ちゃん、しなもん、碧唯たんが抜けてのなつみかん＆まりかだからな。それで成果が出なかった・・・というのは本人たちにも外れた3人にも辛い。
で
そういう感想だったのでそう書くしかないんだけど、こういうのよくないよなーとも思った。何か目線がメタ的というか、「○○ちゃんはこう判断した結果こうなったんだろうなあ」みたいな、AKBオタ的な言い方をすると「HKTの子たちは爪跡を残せたかどうか」みたいな感想が多くて嫌になる。俺はこういうことがしたくてHKTを好きになったんじゃないはずだ。嬉しいはずの新番組で、何でハラハラしながら見なきゃいけないんだ。今回はさくらたん可愛かった、美桜ちゃん泣いちゃったけど可愛かった、という感想でよかったんだよ。
色々知識が付くと理解を深めるのに役立つけど、それによって作品を眺める視点がおかしくなったり、余計な知識によって受け取るべきものがブロックされてしまったりするのは本当によくない。メンバーの名前もロクに知らずにHaKaTa百貨店見てた頃の方がずっと楽しかった。知識を得た上で、その知識を削ぎ落としたところに楽しさがある。なんかアニメで通った道を再び通ろうとしてるのかなあ・・・と思ったりして。
その分、次の乃木坂46の番組は過剰な思い入れがないせいかすごく楽しかった。乃木坂ちゃんはみんな可愛くてたまらないし、パイ投げのドッキリに新鮮なリアクションを見せるのもすごく可愛かった。だからと言ってHKTより乃木坂が好き、ということでもないんだけど。でも今回の話で言えば、HKTを見てるときはずっと心配ばかりしてて、乃木坂を見てる時はすごく楽しかった。どうしたもんかなー。
という自分に対する戒めも含めて感想を残しておくことにする。
