薄桜鬼 碧血録 第23話「夢幻の薄桜」

「俺が、誰より守りたいのはお前だ」
「俺は・・・お前に惚れてるんだろう」

土方さん!!

というわけで、最後の決戦。蝦夷箱館の地で、敵の銃弾を受け落馬する土方さん。史実通りならば、ここで果てるはずなのですが・・・千鶴の介抱で一命をとりとめ、風間との決着を付けるラストシーンへ。

「貴様らは散りゆく運命にある。生き急ぐ様は、まるで桜のようだ」

「貴様はもはや、一人の鬼だ」
「鬼としての名をくれてやろう」
「・・・『薄桜鬼』だ」

儚くも美しい新選組の一生を、薄桜に例えた本作品。そのテーマを凝縮したような土方さんと千鶴の会話、そして風間との最後の戦い。このシーンそのものの美しさはもちろん、戦いの後で千鶴が今までの出来事を回想しながらEDに入っていくのがもう・・・。切なくも美しい物語の終わりを感じさせました。