ジュエルペット てぃんくる☆ 第14話「ミリアの歌でドッキ☆ドキ!」

アバンがバージョンアップしたところで、今回はミリアと母のセリーヌさんのお話。

大切なオーディションに母親が来てくれず落ち込むミリア。そこから「母親が歌手にならなければいいんだ!」という発想に至るのが、ミリアの天性のポジティブさというかアグレッシブさというか。

「ママの歌を聞くだけで、心はいつも一緒にいられる」
「歌が、二人を繋いでくれるから」
「ミリアちゃんは、歌ってるママが一番好きなんだもの。だから・・・夢をあきらめないで」

自分が目指していた夢は、そのまま母親の夢であることを思い出したミリア。セリーヌは本当にミリアのことを思っていることを知って・・・という解釈もできるけど、あんまりそういう文脈でミリアを理解したくないな。ここはやっぱり前向きに「夢」をキーワードとした解釈をメインにしたいです。だってミリアは完全無欠のKMBなんだから!

今回は、いつにもましてミリアのラブリーさが際立ってましたね。お色直しも3回くらいやってる気合の入りよう。やっぱミリアはかわいすぎだろ・・・!

そしてなんと言っても今回の一番の目玉は、ミリアの母・セリーヌ堀江由衣だったということですよ!堀江由衣が子供向けアニメに出ることは「シュガーバニーズ」という前例があるし、竹達彩奈との絡みは「迷い猫オーバーラン!」という作品がついこの前あったばかり。なのでそれほど驚くことではないのかもしれませんが・・・。堀江由衣竹達彩奈の母親を演る、ということはやっぱり驚かずにはいられないですよ。もしかしたら初めてかもしれない母親役で、その娘が竹達彩奈ということに過剰な意味を見出したくもなってしまいます。これをもって正統なるネコの系譜の継承が完了した・・・とか(笑)。

にしても、堀江由衣を母親に、平野綾をパートナーに持つ竹達彩奈はどんだけ大物なんだ・・・!

追記

すごくいいエピソードだったのだけど、タイムトリップゲートを開けるだの閉めるだのに時間を使いすぎて、肝心のミリアの過去については唐突だったのが残念。「ほら、やっぱりママはわたしより歌が大切なんじゃない」というところから、もう少しじっくり昔のミリアとママの様子を掘り下げていって欲しかったかも。話数が足りないってわけじゃないんだろうし、ここは前後編で見たかったなあ。