魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 第04話「豪太」

各地で母乳母乳言ってるから何事かと思って見てみたら・・・うおおおお俺の30分を返せ!!大体、母乳を出す魔法って何だよ!!乳母さん的な?「俺は魔法を使えないから・・・」とか言ってたけど、豪太が自由自在に母乳を出す魔法とか使ってたらビックリだよ!

ちょっと興奮しすぎた。母乳はともかくお話だ。1話や2話でソラちゃんがポンポン魔法を使ってたのは肯定的に捉えられていたのに対して、今回は妙にネガティブイメージだ。人それぞれってレベルじゃない気がする・・・。まるで別世界のようだ。

そりゃあ今シーズンだけでも超能力モノはいくつもあるので、ある程度の揺らぎはお約束のパターンとして受け入れることはできなくないけど。「日常の中の魔法」に重点を置いている*1作品で、そういう根幹のところを曖昧に流しちゃう作品は好きじゃない。魔法遣いは国に保護されてるっぽいのに仕事ときたら雑用ばっかりだし。頭の悪そうな兄ちゃんが部屋片付けるためだけに呼びつけられるって、どんだけ安いギャラなんだ?

豪太が唐突に心変わりして謝ったり、唐突に母乳について熱く語りだしたり、キャラクターも掴めないな。大体、ソラちゃん豪太とケンカしてなかったっけ?なにその懐きよう!

ちょっと偉そうなこと書くけど

前回といい今回といい、お話の着想自体は極めてオーソドックス。今回の母乳だって、「母親の愛情=母乳」という発想自体は普通*2で、オーソドックスにいい話として仕上げられるネタなんだけどなあ。構成がヘボすぎて何がしたいんだか分からなくなってる。視点がバラバラで脈絡がなく、主題も全然見えない。それとももしかして、敢えてこういう構成にしてるとかなのかなあ。だとしても狙いはよく分かりませんが。

*1:ように思える

*2:まあ、あまりにも安直で短絡的、かつ生々しすぎるんだけど