セイントオクトーバー 第25話「ロリ激戦!信じて見つめて超正義!」

「小十乃さんはもっと、愛されてることに自信を持っていいんですよ」

小十乃が自信を持つということは、ヨシュアの愛を信じるということ。人に尽くすことでしか自分の存在意義を確認できない二人でしたが、小十乃が自分自身への愛を信じることで、二人の悲しい悪循環はお互いの内に閉じることが叶ったようで。

ヨシュアの異常な偏愛は、小十乃がヨシュアの愛を信じられないことにも原因があるんですよね。「ここまで愛してもまだ信じてくれないのか、だったらもっと愛して差し上げます・・・!」みたいな。そんな歪んだ依存関係はいつか破綻するしかないのですが、小十乃がヨシュアを信じることでうまく思いが循環するようになったのかな、と。
この物語は小十乃とヨシュアの物語だと思っているので、ユアン君とクルツ社長のお話はエピローグ的に眺めることにします。