瀬戸の花嫁 第08話「激突」

桃井はるこ野川さくら、夢の共演。

歌モノとアイドルモノが大好きなワタクシ様*1としては、今回の話は最高でした。歌を中心に盛り上がる展開には弱いんだよなあ・・・。ライブシーンもよかった。パワーアップした永澄はものすごくおざなりだったのに、ライブシーンはすごい力の入りよう。全く正しいリソース配分ですね!
お話としては前回の続きで留奈の紹介エピソード。いわゆるアマデウス症候群って好きなモチーフだったりするんですが、可愛さ余って憎さ百倍、留奈のコンプレックスの裏側にある燦への歪んだ愛情をもう少し掘り下げて欲しかったな・・・。「歌しかない」という悲痛な叫びは「愛されなかった子」としてのトラウマの現れ。自分が世界に受け入れられるための、唯一の絆であった歌。だからこそ血のにじむような努力で磨いてきた自分の歌を、何の苦労もなしに軽々と超えてしまった燦。そのとき留奈が感じた両極端の思いは、「燦になりたい」という1点で矛盾なく交わる嫉妬と羨望。
・・・っと妄想してしまいましたが、次回以降のローテーションに留奈を組み込むためには、今回のラストは妥当な落としどころだったのでしょうね。

*1:って、ちゃん様みたいだよな・・・