絶対少年 第08話「伝承と記憶の狭間で」

進んでるようで、進んでいないような。話の展開は遅いけど、決して時間かせぎってわけでもない。独特の、会話で話を進めていくビジュアルノベルのような展開は、このアニメのミステリアスさを高めてるよなあ。端々で象徴的に出てくるどっしる*1も、何かの前触れなんでしょうか。

歩が自分目当てで会いに来たと知ってごきげんの美紀。鏑木師匠、潮音、美紀の三角関係に少しずつ(全く意図しないまま)かかわっていく歩。常に他人に無関心で冷淡な歩だけど、潮音にだけは思い切った台詞を吐くよなあ。彼の言うとおり、よそ者同士としての親近感みたいなものがあるのかもしれないね。しかし、あそこであの誘いを断るとは!歩さん、アンタすごいよ・・・。

「したかったら、してもいいよ」

ぐお・・・。清水愛にそんなこといわれたら俺は!!胸に視線を落とす歩くんも、思春期の男の子らしさがあらわれてていいじゃないですか!歩くんがキスできたらイイナ!

「だって・・・世界は、開いていると思いたいから」

「目に見えるものだけが世界のすべてじゃない。世界は決して閉じてるわけじゃない。わたしらが感知できないだけで、いろんなレイヤーでつながり、複雑に絡み合ってる」

須河原さんの台詞は印象的でした。世界は物理法則にしたがって動いてるわけじゃなくて、まず現象ありきでそこから法則が生まれてきたんだよね。

  • 猫おどりのポスター、初めて下まで見たけど、裸だったのか!
  • 歩くんがチューチューを舐めるシーンが見れるかと思ったのに!残念!

*1:いや、どっちかわからないけど