こばと。 第13話「…天使と守り人。」

意外とコンペイトウが集まっている・・・。

今回は、大きなイチョウの木が切られちゃうお話。落ち葉も問題だろうし、何より銀杏がなあ・・・。アレは臭いんだよなあ。

お話的には、切られてしまう大きなイチョウの木を思って小鳩ちゃんが歌を歌ったら癒された、というだけのお話。それなのに、何か感動しちゃうんだよなあ。このアニメの魅力を説明するのは難しい。敢えて言うなら「雰囲気アニメ」ってことになるんだろうけど、単に雰囲気がいい感じだから感動するってことでもないんだよ。

綺麗事だけで世界は動いたりしない。でも、その綺麗な思いで人の心を動かすことはできる。今回のお話というだけでなく、自分の身に振りかかる大きな運命に気づいてながらも自分の思いを通し続ける小鳩。綺麗事で万事解決!と行かないのがCLAMPらしいところで、でもそれだけに、小鳩の綺麗事が世間知らずの理想論っていうだけでない強さのようなものを感じさせるのかもしれません。

どこがいいの?って言われると難しいんだけど、やっぱり好きだな、このアニメ。